ガーナ滞在記 その1





 こんにちは、ガーナ派遣学生のyotaです。ガーナの人達は、僕の名前を正確に発音できなくて、こういう風に呼ばれるので、これをハンドルネームにします。

 今回は、ガーナに到着してまだ1週間ほどで、衣食住とか研究室のこととかまだそんなに書くことがないので、これまでにあった印象的な出来事を紹介します。

 まずは、出発関係の話。

 エミレーツ航空を使って成田~ドバイ、ドバイ~アクラ(ガーナの首都)の約23時間のフライトでした。成田~ドバイのフライトで、エコノミークラスでチケットを買ったけど、エコノミーの席が満席ということで、無料でビジネスクラスにランクアップ!めちゃめちゃ快適な旅でした。あまりにくつろぎ過ぎて、写真を撮るの忘れました、ごめんなさい。

 ここまではいいけど、問題はアクラに到着した後の税関の荷物検査。過去のガーナ派遣学生の先輩も持ち込み可能なものにいちゃもん付けられたり、不当にお金を要求されたりしたと聞くし、ネットを見てもスーツケース開けさせられて持ち込めるものを没収されたとかお金とられたとか書いてあるし、めちゃめちゃ不安でした。私の場合はどうなったかというと、まず、一人目の税関の人に中身を聞かれて、服とかお菓子とか入っているというと、ちょっと偉い感じの税関の人のところに連れていかれて、詰問されたので、「服!服!服!服!服!」(このセリフは非常に大事なので、来年度以降のプロセメガーナ派遣学生は覚えておきましょう!)と言いまくったら、“You can go” と意外とあっさり税関を抜けられました。

 こんな感じで、ラッキーなことがいろいろあって、わりと楽にガーナにたどり着きました。







 次は、教会に行った話。


 土日をどう過ごそうか迷っていたところ、私のお世話をしてくださるRA(リサーチアシスタント)の方からアクラ教会に行かないかと電話が来ました。私は、クリスチャンじゃないけど、大丈夫か聞いたら、見学なら全然大丈夫ということなので、ついていくことにしました。着いたらまず、名前と簡単な日本の住所を登録されて(この時点で雲行きが怪しい…)、お祈りの会場に連れていかれました(本当に見学だけで済むの?)。しばらく、話を聞いていたら、突然RAの人に「名前を呼ばれたら起立して、手を振って!」と言われてテンパっていたところ、本当に名前を呼ばれたので、言われたとおりにしました。すると、全員がこっち向いて拍手喝采してきたので結構恥ずかしかったです。どうも、アクラ教会に初めて来たクリスチャンの歓迎の儀式だそうです(だから僕はクリスチャンじゃない)。その他には、参加者全員で230曲くらい歌ったりしました。歌の内容はよくわからないけど、歌うこと自体は楽しかったです。とにかく、教会での作法とかお祈りの仕方とか全く分からないので、みんなに合わせて「アーメン」って言っていました。

これが、私が行ったアクラ教会

  


やっと終わったと思ったら、なぜか教会に残るように言われて、RAの人も「終わったら、来るから!」とだけ言い残して、どこかに行ってしまって、また不安になる私。初めてアクラ教会に来たクリスチャン(だから僕は、以下略…)は神父さんと会食をするのがしきたりらしく、食事をすることになりました。もちろん、他の人はみんな黒人なので、予想通り神父さんは私にだいぶ食い気味で絡んできました。以下、神父さんとのやり取り。


神父「どこから来たの?」
私「日本の東京です。」
神父「ガーナ大学に勉強しに来たの?」
私「野口研で研究する予定です。」
神父「じゃあ、いつでも教会に来られるね!!!(結構、圧を感じる)」
私「ええ(今、僕、研究しに来たって言ったの聞きました?)」


 こんな感じで、半日教会で過ごしました。今後も毎週土曜日は、教会に行くことになりそうです(困惑)。ガーナでは、教会は交流の場としても機能していて、宗教のことはよくわからないけど、知り合いを増やしたりすることができるので悪くないかなと思います。

これが教会の中



 







最後に、ドライブした話。


 RAの方に誘われてドライブに連れて行ってもらいました。ガーナは一番大きな道路はコンクリートで舗装されているけど、そこから少しそれると、全く舗装されておらず、瓦礫が落ちていたり、穴が開いていたりと、なかなか激しい道になります。

 また、路上に犬や猫だけでなく、鶏とか羊(ヤギかも)とかたくさん見られます。


とりあえず、今回は鶏のっけときます。


では、今回はこのくらいにして、次回は衣食住について書こうと思います。

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