チリの病院に見学に行ってまいりました



¡Hola amigos! チリ大学派遣のきのこますたーです。
チリに来てからもう100日以上が経ち、のこり2ヶ月ということに悲しさを感じております。
前回チリの病院について患者目線でお話をしましたが、今回はまた別の目線でお話をさせていただきたいと思います。

病院見学にいくことになりました!

なんと慶應義塾の医学科の6年生の方がチリの病院を見学しにいらっしゃるということで、一緒にどうですかと病院の方に誘っていただくことが出来ました。
前回の記事でSantiagoには”Clínica Alemana de Santiago”と”Clínica Las Condes”の2つのHospitales Privados(私立病院)があるというお話をしましたが、今回は前回お世話になった病院とは別の”Clínica Las Condes”の見学に行ってまいりました。

Clínica Las Condes 概要

Clínica Las Condes(以下CLC)は東京医科歯科大学提携病院で、実際に東京医科歯科大学の先生が数名働かれています。
CLCは2007年にチリで初めて「Joint Commission International」に認定された病院であり、常にラテンアメリカの最高レベルかつ安全な医療を提供することを理念とし、最新の医療環境構築を追求し続けているとのことでした。チリ共和国内では1・2を争う医療設備を備えた私立病院で、サテライトクリニックを含むと3,700名以上のスタッフが勤務しており、年間で約70万人以上の患者に治療を提供、年間の手術件数は約19,000件にもなるそうです。

病院内の様子

だらだら書いてもあれなので、バンバン写真を貼っていきます。

○外観・入り口

とにかく綺麗です。

○内観(一般外来)

ここもとにかく綺麗です。やはり私立病院でお金がかかるのでお金を持っていそうな方が多いです。


○病室

前回の記事でもお話しましたが、チリの病院は全て個室です。上の写真は救急の心肺蘇生専用の処置室になります。
救急の処置室はなんと59部屋(医科歯科は10強)あり、いかにCLCの救急外来が混雑しているかを物語っています。


○救急車

国が運営する救急車は私立病院には来ないため、私立病院は独自の救急車を所有しています。ここが日本ともっとも異なる点になります。(自分で患者を集めないと経営が成り立たないっていうイメージですね)

○ドクターヘリ

みんな大好きドクターヘリです。年間300回以上出動しており、スキーシーズンである7月は平均1日に2回出動するそうです。

○付属研究室

CLCには一つだけガンの分子メカニズム解明を目的とした研究室が存在しています。チリ大学で自分の所属している研究室よりはるかに綺麗で、資金力の差を見せつけられました。

今日はここまでになります。
それではまた!
¡Hasta pronto!











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