テニス元世界1位、マレー(英国)をロンドンで観る+研究室について
こんにちは。インペリアルカレッジロンドン派遣生のmikanです。
イギリスに来てからもうすぐ3週間になります。私たちインペリアルカレッジロンドン派遣生5人は、インペリアルカレッジの寮(Beit Hall)に住んでいます。
我々が住んでいるBeit Hallは夏休み期間中ホテルとして営業も行っているので、もしイギリスに来られる機会があったら泊まってみるのもよいかもしれないです。その際はRoyal Albert Hallが見える部屋だといいですねw (どちらの部屋も料金は同じです。)
さて、本題に入ります。今回は、私の担当する第1回目のブログなので、私の所属する研究室と研究テーマについて紹介したいと思います。
この2つの写真は、私の部屋の窓から撮ったものです。どちらも私の部屋の窓から撮ったものなのですが、景色が全然違いますね。これは、先日、寮の部屋移動があったからなのですが、Royal Albert Hallがみえる最高の部屋(一番上の写真)から今の部屋(その次の写真)になってしまいました。今回の部屋移動で、派遣生5人が皆近くの部屋になったので便利にはなりましたが、今の部屋からは、寮の隣の教会の黒っぽい屋根しか見えません(^^; 前の部屋に戻りたい…
我々が住んでいるBeit Hallは夏休み期間中ホテルとして営業も行っているので、もしイギリスに来られる機会があったら泊まってみるのもよいかもしれないです。その際はRoyal Albert Hallが見える部屋だといいですねw (どちらの部屋も料金は同じです。)
さて、本題に入ります。今回は、私の担当する第1回目のブログなので、私の所属する研究室と研究テーマについて紹介したいと思います。
研究室と研究テーマ(本題)
インペリアルカレッジにはいくつかのキャンパスがあります。私ともう一人の派遣生はHammersmithキャンパスに通っています。(※ただし、紛らわしいことに、Hammersmithキャンパスですが、Hammersmithという場所にはなく、Hammersmithという場所にはインペリアルの別のキャンパスが存在しています笑)
Hammersmithキャンパスまでは寮のあるSouth Kensingtonキャンパスから無料のシャトルバスがあるので、基本毎朝利用しています。シャトルバスで約30~40分です。時間はかかりますが、大型観光バスで、乗っている人も少ないので快適です。歩くと1時間以上かかりました。市営バス(1.5ポンド〜)で行くことも可能です。
私が所属する研究室では、免疫チェックポイント阻害薬に関する研究を行っています。近年、オプジーボなどの免疫チェックポイント阻害薬が様々ながんに効くことがわかり、注目を浴び、沢山の臨床試験が行われています。一方、HIV感染に関連した肝細胞癌患者(HIVによって肝細胞癌含め様々な悪性腫瘍の発症率が高くなることが既に分かっています)に対する免疫チェックポイント阻害薬の臨床試験はほぼ行われていません。
私が今回やらせていただいている研究テーマは、HIV感染に関連した肝細胞癌の組織内の免疫学的環境(がん組織内の免疫細胞がどのような特徴を持っているのか)を解明することで、このような患者さんに対して免疫チェックポイント阻害薬を用いることは可能なのかを解明、またHIV感染による肝細胞癌の発症のメカニズムの解明を目的としています。
研究について、とは言ったものの研究室に配属されてまだ2週間弱なので、本格的な実験はこれからという感じです(今週からDNA・RNA抽出を始めました。)
配属された最初の週は、これから行う実験手技のプロトコルの熟読や、研究に用いる病理標本の患者の臨床データの整理の仕方について先生から教えてもらったりしていました。
統計解析が自分1人で出来るようになるための講習会も開いてくださいました(将来役に立ちそうです。)
ありがたいことに、研究に関して、所属する研究室の教授の先生(イタリア出身)と頻繫に直接話しをさせて頂いています。実験手技については大学院生の方(香港からの留学生)が1対1で申し訳ないくらい丁寧に教えてくださっています。
おまけ
今年の春に医科歯科に交換留学に来ていたインペリアルの学生の1人が演劇部のミュージカルに誘ってくれたので観てきました。Shrekでした。
ミュージカルの監督以外の人は、前日まで台本を渡されず、前日に台本が渡されてから24時間で全ての準備をするというものでした。そのため、役者の人が「この場面のセリフ分からないからスキップ(飛ばし)で」や「歌の入り方間違えたからもう一回やり直しさせて」などと劇の途中で言っていて、いわゆるミュージカルとは違った意味でも面白かったです^^ 前日まで台本が渡されないことの意図はわかりませんが、キャストの人の度胸の良さは見習いたいと思いました。また、アクシデントさえも楽しんでしまおうという会場の雰囲気もとても日本とは違った感じがしました。個人的には、楽曲が生演奏だったのもポイント高かったです。
また、週末には、テニスのQueens Club選手権 (Wimbledonの前哨戦)の試合を観て来ました。
今年1月に引退を示唆していたアンディ・マレーでしたが、ダブルスで出場していたので、生でマレーのプレーを見ることが出来ました!股関節置換手術を受けた後の復帰戦ということで、会場の人たちもほぼ全員マレーを応援しに来ていて、”Come on, Andy!” という声援で会場が一色でした。今週末にはWimbledonの試合を観てきます!錦織が観られるといいなあ。
これからのイギリスでの研修期間中、研究室では先生方から様々なことが学べるように、また研究室以外でもいろいろなことに興味を持って見聞を広めるように頑張りたいと思います!
斬新すぎる「日本庭園」(世界遺産にも登録されているKew Gardenにて撮影)
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