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8月, 2017の投稿を表示しています

ガーナに行ってきました

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3週間なんて驚くほどあっという間です もう日本に帰ってきてしまいました ガーナがどうだったか聞かれても感じたことが多い割には何一つ上手く言葉に できませんが、ガーナに行く機会をもらえてよかったと心から思っています 私がガーナで通っていたのは、ガーナ大学野口記念医学研究所 Noguchi Memorial Institute of Medical Research (NMIMR) です  緑豊かで、敷地もすごく広くて建物も綺麗なところです 野口研は現地ではnoguchi (ノグーチって発音)と呼ぶ人が多いです ガーナ、特にアクラでnoguchiといえば野口英世というよりもこの野口研の方が知られているかもしれない 今年は野口英世がガーナに渡航して90周年らしく、もっとガーナで野口英世の名前が知られるといいなぁ 野口研ではたくさんの人が働いていて、特にResearch Assistant RAの人たち(20~30歳くらい?)が多く、同年代の彼らと話す時間がたくさんあります 3週間、RAの人たちについて研究を見学させてもらうのが野口研でやったこととしてはメインでした もちろん自分でも少し手を動かしましたが、3週間だとどうしても見学メインになってしまいます 見学だけでも驚きの連続で、初めて発展途上国で行われている研究を見たからかもしれませんが、考えさせられたことが多かったです 3週間も見学することあんのかと思われそうですが、見学以外にもサンプル収集のためのフィールドトリップ(日帰り)について行かせてもらったり、ミーティングやジャーナルクラブなどがあったり、病院見学をさせていただいたり、暇な日が1日もなかったです 土日には日本人の先生や事務の女性にいろいろなところへ連れて行っていただいたりもしました。ガーナはおそらくどの海外派遣先よりも日本人のスタッフの方々にお世話になります。ガーナで問題なく過ごせて3週間をあっという間に感じたのも日本でのウイルス制御学の山岡先生や今回女子一人での派遣となり特別に同時期にガーナに行かせてくださった寄生虫学の岩永先生はもちろんのこと、現地の日本人の方々の支えもあってこそでした。 本当に感謝しています。 さて、食べ物のことをよく聞かれるので食べ物につ

Trip to Uluru!

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お久しぶりです、ANU派遣生のリンダです。 最近は数々の失敗を乗り越え研究にも慣れてきて、ようやくほぼ独り立ちすることができてきました。 毎日何かしらやることがあるので退屈することもなく、かといって忙しすぎることもなく良い感じのバランスです。 さて、今回は先日6人で行ってきたウルル(エアーズロック)3泊4日の旅について簡単に書こうと思います。 先輩から勧めていただいたこともあり、私たちはウルル、カタジュタ、キングズキャニオンを2泊3日で巡るキャンプツアー(夜は寝袋かテント)で見て回った後、最寄りの都市であるアリススプリングスのホテルで1泊して帰ってくるという旅程を組みました。 1日目 朝4時発のバスでシドニー空港に行き、飛行機でエアーズロック空港へ! 私としては21時には寝て万全を期して出発する予定だったのですがなぜか一睡もせず出発することに…なぜか… ともかく、飛行機ウルルが見えたときは興奮しました! 空港でピックアップされ、ウルルへ向かいます。 ウルルは一周ぐるっと歩いて回ることができるのですが、その三分の一はウルルからはやや離れたルートなので、触ることのできるくらい近くを歩ける残りの三分の二を歩くことをお勧めされました。これが大体10Kmくらいです。 これがウルルかー!わーい!すごーい!と思う間もなく、とある人物の日焼け止めが爆発する(なぜか出口じゃない方に穴が開いて中身が飛び出す)事件が起こり、私に直撃してTシャツとリュックが汚染されたためにしばらくは大爆笑で全くウルルを楽しめませんでした! 覚えていることと言えば、大きくて赤かったなあ、ということだけです笑 その後少し離れた丘に移動してシャンパンを飲みながら日の入りを見たのですが、そちらは本当に綺麗ではっきりと覚えています。赤から青への淡いグラデーションがとても素敵でした。   日が沈んだ後、キャンプ場に移動してみんなが作ってくれたご飯をキャンプファイヤーを囲みながら食べ、丘に移動して星空を観察しました。 私は星空メインで参加していたので南半球で初めて見る満点の星空に本当に本当に感動しました。 言葉では言い表せません!笑 いーなちゃんが一眼で撮ってくれていた写真を載せておきます。 さそり座がどれか分かりますか? この後初め

CDCより

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初の投稿です!! アメリカ、ジョージア州アトランタに位置する、アメリカ疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention ; CDC)にて、約1年間留学させて頂いている、保健衛生学研究科生体検査科学専攻分子病態検査学分野博士前期課程1年のみなみです。 ウイルス性肝炎ブランチで、アッセイ系開発の研究をしています。アメリカ政府の管轄の為、機密が多く、内部の写真は一切投稿できないのが残念ですが、こちらがCDCの外観です! 早いもので渡米から2ヶ月が経ちました。しかし、最初の1ヶ月は身分証明の手続きだけであっという間に終了。(笑) 日本でCDC入構の準備をしているうちから、提出書類の多さに疲弊していましたが、こちらに来てからのセキュリティチェックは想像を超えて厳しいものでした。世界中がテロの脅威に晒されている今日、国際規模の感染制御、研究機関であるCDCは、バイオテロなどの標的の一つであると言っても過言ではありません。スマートカードといって、身分が機関に認証されていることを証明し、構内の全ての扉の鍵となるカードを入手するまでの半月の間、毎日建物に出入りする度に黒人さんのガードマンにパスポートを提示して睨めっこ。全ての書類を提出し、手指の正面と側面の指紋を隈なく採取され、ようやくカードを手に入れると、次には実験室に入室するためのセキュリティテストと実験留意事項確認テスト、ウイルス性肝炎の実験を安全に行う為の抗体価検査と、血液感染疾患についてのウェブ授業とテストが持ち受けていました。この期間は、目眩がしそうなくらい毎日緊張の繰り返し。大学ではなく研究機関への留学なので、職員の方、他の留学生の方も全員年上で、どこにいても最年少であることもあり、常に気が張り詰めていました。現在は、無事に全てをパスし、落ち着きも得られ、修士論文の骨子となる実験に着手できています。 CDCは完全にフレックスタイム制。7:00に出勤し、15:00に帰宅する方もいらっしゃれば、日本のように9:00から17:00をコアタイムとしている方もいらっしゃり、様々です。勤務後のアフターファイブも、週末も存分に楽しまれています。そろそろ死語かもしれませんが、皆さん本当にリア充です。この環境に乗じて、CDCの同僚や、国際寮の友人と共に、ランチタイム

Summer Break 中編

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こんにちは、インペリアルカレッジ派遣生のもーちゃんです。 前回のでんでんの投稿に引き続き夏休みヨーロッパ旅行の様子をお届けしようと思います! カプリ島でリゾート気分を満喫したあとは、飛行機でヴェネツィアに向かいます。 さすがは水の都、どこを撮っても絵になる街です。ヴェネツィアには車が通る道路がほとんどなく、バス・タクシーの代わりに船が運航しています。ジェラート片手に雑貨店をのぞいたり、名物といわれる白ワインを飲んだりと、まったり過ごしました。 ヴェネツィアからは列車で芸術の街ミラノへ。ミラノ観光の一番のお目当てはこちら。 「おおーーー教科書で見たことあるーーー!」 という小学生並の私の感想はさておき、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の壁画『最後の晩餐』が、ミラノの教会にあるのです。壁画の観覧は予約制で、1回20分だけ教会に入って見ることができます。『最後の晩餐』はダ・ヴィンチがそれまでのフレスコ画とは異なる手法で描いたため、傷みやすくこれまで何度も修復されてきたそうです。美術に関して難しいことはわかりませんが、実物は写真で見るよりもずっと描写が細かく、人物が今にも動き出しそうにさえ見えました。 ミラノといえば、忘れてはいけないのがサッカー!5人中2人がサッカー経験者ということで、こちらのStadio Meazzaというサッカースタジアムに行ってきました! 名門サッカーチームのACミランとインテルのホームスタジアムで、中を見学することができます。 実際に選手が使っている控え室 ピッチに立てます さてここで少し番外編、旅の思い出。 言語編 「イギリス以外のヨーロッパの国って、英語通じるの?コミュニケーションとれるの?」という疑問を抱きつつ旅行に来たのですが、観光地ではだいたいのところで英語が通じます。レストランの店員さんも英語が話せるひとがほとんどで、注文や会計も問題なくできます。 「でもせっかくイタリアに来たのだから、少しでもイタリア語でコミュニケーションをとってみたい…!」 ということで、レストランでイタリア語に挑戦。 ”Il conto, per favore." (お会計お願いします) 店員さん ”〇※$☆彡◆♯▼?” ( ゚д゚)

Summer break 前編

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お久しぶりです!インペリアル派遣生のでんでんです! インペリアル派遣生一同,元気にやっております!風邪も引いてません! 大学から2週間,夏休みをいただいたので,5人でヨーロッパを旅行してきました!旅行について前編,中編,後編に分けてお送りしたいと思います!更新が滞っていた分,張り切って参ります! 前編:プロヴァンス,ローマ,ヴァティカン,ナポリ 中編:ヴェネチア,ミラノ 後編:サンモリッツ,ツェルマト,ジュネーブ イタリアとスイスを攻めるプランです! それでは早速,前編スタート! Chapter 1: プロヴァンス ラベンダー畑にて 6月から7月にかけてが見頃と言われる,ラベンダー畑を目指します.高地ならまだギリギリ咲いてるはず,とソーSaultという街へ.アクセスが良くないので,思い切ってレンタカー! ヒロチオン(出発前)「俺,この旅行中で一番危険なのが今日だと思うんだ,,,」 ヒロチオン(ドライブ中)「俺,昔から150 km/hに憧れがあってさ,,,」 フランスの高速道路は130 km/hまでは大丈夫です.彼はどうやら高校野球の投手に憧れがあるようで,こんなことをつぶやいていました...ハンドルを握ると調子に乗るタイプのようです(^_^;A 死にたくないので120 km/hくらいで走ります. いろいろポージングをして遊びます ソーSaultは車でないとなかなか辿りつけないだけあって,観光客も少なく,まったりと過ごせました笑 街を散策しながら,写真を撮ります. Chapter 2: ローマ The Mouth of Truth 『ローマの休日』に思いを馳せます. "The legend is that if you're given to lying, you put your hand in there, it'll be bitten off." 映画は白黒だったのでカラーで見たのは初めてかも.ちゃんとジャケットで行きます. "The life isn't always what one likes." 人生はままなりません... "I will cherish my visit here, in mem

チュラ微生物学分野の紹介

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チュラロンコーン 大学 派遣の รคเฮです。 早いもので、とうとうプロセメも折り返してしまいました。研究室の様子や研究自体のことをあまり話していなかったので、今日はそっちの話をメインにしようと思います。 僕はチュラロンコーン大学の微生物学分野のウイルス学兼免疫学の研究室でBKウイルスの免疫治療についての研究をしています。もう少し具体的に言えば、 BKウイルスのDNAの中で、どの部分がある特定のHLA型に対する抗原決定基(=エピトープ)になりうるかを調べて、それを用いてT細胞をBKV特異的に活性化させる、みたいな。もっと詳しいことについてはまだ勉強中です。 この研究室の教授であるProfessor Pokrathは、タイでは最も有名なHIVの研究者で、そのため研究室ではHIVについて研究している人は多くいます。他にもHBV、HCV、CMVを研究している人たちもおり、最近ホットなCAR-T Cellについて研究している高校生(生物オリンピック金賞を取った超天才)もいます。ただ、BKVについて研究している人は1人しかいなく、その人は別の研究所にいるので、実験自体は自分で勝手に進めています。計画なども自分でやるので、研究初心者の僕にはややハードルが高い。。。しかし、教授をはじめ他のラボの先輩たちがアドバイスをくれたり、実験の進捗を聞いてくれたり、研究計画の筋道を立ててくれたりしてくれるので、研究はなんとか進んでいます。 今まではPCRをやりまくって、sequenceを解析しまくってきた日々でしたが、これからはようやくT細胞を刺激する段階に突入していきそうです。 続いてラボの様子。 教授のProfessor Pokrathは学生からとても慕われている先生です。ほぼ毎日ラボに来て、それぞれの人に研究の進捗を聞いています。教授席や教授部屋みたいなものがなく、いつもみんなと同じデスクの誕生日席に座っているので、質問などを聞きにいきやすいです。教授が親身に実験の進捗を聞いてくれたり、こまめに僕のことを気にかけてくれるからこそ、僕も安心して研究を続けられています。 だべり場 長机が一つだけで、教授も含め、みんなここに座ります。 実験するところは小さな部屋で、ここにいろんな機械や器具が詰め込まれています。こ

シアトルより!

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  こんにちは!シアトルのワシントン大学に派遣中のほりけんです!シアトルから初投稿です。 投稿が遅れてしまいすみません、、 以前のんちゃんがワシントン大学についてはたくさん説明してくれたので、今回はシアトルの特徴や食べ物について主に書きたいと思います! シアトルに来てから2か月以上が経ちましたが、シアトルは森林や湖が多く自然が豊かでとても美しいです。普段はとても雨が多く、また夏が終わり秋、冬になると寒くなり、日照時間も短くなるみたいですが、夏のこの時期は気温も25℃前後で、雨も少なく一番良い季節みたいです! 日本の夏とは違い、全く蒸し暑さもなく、汗っかきな私でも汗をかくことがほとんどないので、とってもありがたいです!(笑) 私が研究をさせていただいているワシントン大学は都会の近くに位置しながらも自然に囲まれた広大なキャンパスで、まさに大学がひとつの街をつくっていると感じました。 こんなに自然に恵まれた素敵なキャンパスだったら毎日るんるん通えるのになあ~と日々思います(笑) 私は、研究としては歯科材料の接着と接着強さに関する研究をしています。ジルコニアという歯冠のかぶせものとして使用されるも材料にさまざまな表面処理をしてから接着材料を接着させて、24時間後の接着強さを計測しています。表面処理剤や接着材料の構成成分としてどのようなものが含まれている方が高い接着強さが得られるのかなどについて見て、材料の長期耐久性についても考えていきたいと思っています。月から金は実験の準備や実験で忙しいですが、土日はのんびりと過ごしています。 ワシントン大学のメインキャンパスの一部 シアトル全体としてはシアトル発祥の会社がとても多いということが大きな特徴だと思います! Starbucks、Tully's Coffee、Boeing、Amazon、Microsoftとすべてシアトル発です! Starbucks1号店もありますし、Boeingのmuseumもありますし、747、787などを組み立てている工場見学もあります!飛行機好きには超おすすめです!Amazon関連の建物が多く並ぶ街の一帯もあるみたいです。  スタバ1号店に置いてある銅像?   Boeingのmuseumでは飛行機が多く展示されていて、実際に乗るこ

オックスフォードより愛をこめて

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グリニッジ標準時的には、まだ木曜なのでセーフと信じたい。オックスフォードからこんにちは。デンタルの千景です。 8/30に帰国するので、今回の記事がoxfordから投稿する最後の記事になります。何を書こうか悩んだんですが、最後ということで自分の大好きなoxfordの写真と一緒に三か月の思い出総括というか、所感を書こうかと思います。(研究のことは、ラボの撮影がだめだったり、どこまで言っていいかわからないので割愛させてください!) くすぐったい!うわ!みたいなポエミーな記事になってても許してくださいな。中二病罹患者がさらに感傷的になってるんですよ。いたた まずは、寮の庭・友人との夕食会後の写真。 前にも紹介しましたが、素敵な友人に恵まれて、本当に充実した毎日でした。外国にいって独りぼっちで三か月過ごすのかなと心配だったのですが、最高の思い出と世界各地の友人ができました。日本人が一人もいない寮に当初は大きな不安があったのですが、結果的に初海外・純日本人気質の自分の殻をぶち破ってくれたので、この寮でよかったと心から思います。いつか、近い将来、寮の友人の母国を訪ねて再会したいです。それまでに英語をもっと話せるようにしなきゃ! 次は、街の写真 「どこを切り取っても絵になる街って本当にあるのかよって思ってたけど、あったわ」 っていうのがヒースローからの長距離バスを降りて街に出た自分の初めての感想です。絵本で出てくるようなかわいい家や石造りの建物、路地からはハリーポッターが出てきてもおかしくないよねっていう街並みでした。 生活すべてが徒歩圏で完結する小ささなのに、いたるところに遠い日の偉人の息遣いを感じる、小さいけど深い、そんな街なんだと思います。 博物館や美術館は無料で入れて、適当に入ったところにアインシュタインが相対性理論の講義に使った黒板が展示されていたり、本物から学ぶ機会が市民に広く開かれているなと強く感じました。素晴らしい!うらやましい! 最後は、まさかっていう感じですが、university parkという、ちょうど私が行っている研究室のあるscience areaの裏手に広大に広がる公園で寝っ転がって撮った写真! この公園、芝が一面に広がっていて、公園というより草原といった感じでした。 犬が放し飼いにな