Laver Cup Geneva 2019
ご無沙汰しております。Imperial College London 2019年度派遣学生最終記事を担当させて頂きますNO TENNIS NO LIFEです🎾
時の流れは早いもので、研究室の門戸を叩いたことをつい昨日のことのように感じつつ、もう間もなく帰国の途に就きます。振り返ってみれば、研究面で充実した生活を送れたことは勿論、漫然と日本で暮らしていては意識に昇らない諸問題*¹について深く考えさせられることも多く、非常に有意義な時間となりました。
*¹:アジア人・日本人としての自意識など。
さて、前回掲載を予告した友人とのepisode記事に関してですが、各々の分量があまりにも多く、1ヵ月間推敲を重ねても依然焦点のはっきりしない駄文であったため、要約の箇条書きに留めさせて頂きます。ご迷惑をお掛けし、申し訳ございません。
**個人間の差異を無視したかのような不躾な印象を与え兼ねない恰好となってしまいましたが、短い文章で全体的・相対的な評価を下すため舌足らずとなってしまいました。ご容赦下さい。
- 世界では海外大学進学が選択肢の一つとして存在し、その点日本は未だ”鎖国”状態にあると言える
- アジア人特有の”人情味”、欧米人特有の”気さくさ”
- 当然のようにHarrison Internal Medicineの通読を行う世界標準の学生
- Imperial生の羨む、日本の医学教育へのアニメ文化浸透*²
- 文化的・歴史的・地理的背景に由来する欧州人の芸術への造詣の深さ
- 欧州人から見た総合的な米国像、日本人の短絡的な欧米偶像崇拝
- 欧州から見たアジア
- 日本人の時代遅れの偏差値至上主義、ともすれば狭小な価値観
*²:3年次神経内科臨床講義用に写真を撮っていた「病見え」の一部をImperialの友人に見せたところ、”This is like an
anime!” と興奮しておりました。授業が録画配信されていたり、一部に日本より先駆的な部分も見られましたが、確かに教科書は文字で埋め尽くされていました。
他にも書き残しておきたいことは数え切れないほどありますが、最終回は敢えて言葉少なく、留学中に何度も私を救ってくれた前米国国務長官の言葉を引用して、筆を置かせて頂きます。
A
dream doesn’t become reality through magic; it takes sweat, determination and
hard work.
- Colin
Powell
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